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運動会直前、表現を高める指導 [行事への取り組み]

 今日は3連休明け、子ども達は朝、しんどそうです。
でも、運動会は待ってくれません。
運動会の練習が始まりました。
救いは、台風一過のさわやかな天気。

 今日は、初めて中学年の南中ソーランを見ました。
運動場での通しの練習です。

 指導者の先生は、不満そうでした。若い熱血先生です。
 でも、初めて見る僕にとっては、感動ものでした。
あのハードな踊りを子ども達は何回も繰り返し踊っているからです。
 
 僕も、かつて一度挑戦しようと思い、練習をしました。しかし、「これは肉離れを起こす危険な踊りだ!」ということでパスしたことがあります。
 そんな踊りを子ども達は何回も踊っているのです。

 中には、地面にお尻がつきそうなほど深く腰を下ろして踊っている子がいます。
 かっこいいです。
 それでも、先生は不満そうです。

 指導者の先生に不満な点をあとで聞いてみました。
 すると、子ども達の気持ちの問題ということがわかりました。

 深く共感しました。
 教えることはすべて教えた。あとは子ども達がどこまで気持ちを出して、自分から表現するか。これは過去、僕がこういう指導をしたときに感じたことだし、合唱でも通じることです。

 あとはどこまで、子ども達が自分からやるか!です。
 自分からやる表現は、空気を変えます。そして一生懸命な姿から、大きな感動が生まれます。

 僕はその先生にかつてやったことを話しました。

 花笠を教えていたときのことです。子ども達に表現のすべて教えました。
 運動会直前。あとは気持ちの問題です。気持ちのこもった踊りをしてもらいたい。
 その時僕は2回、子ども達の前で踊って見せました。

 1回目は、正確ですが、気持ちの入っていない踊り。

 2回目は、気持ちを込めた迫力のある踊り。
 それこそ、踊り終わったあと、たおれてしまうんではないかというほど、気迫を込めて踊りました。
 ぜいぜい言いながら、どちらの踊りの方がよかった?と聞きました。
 子ども達は2回目と答えます。

 違いは何か?と問います。
 
 正解は気持ちです。

 気持ちが入れば、それは腰の高さ、腕の伸ばし、目線、すべてが変わります。そんなお話しをしました。

 大切なことは、やってみせることです。
 教師が背中を見せます。

 その後、子ども達に「気持ちを込める」というめあてで踊ってもらいました。

 僕はその時、いい踊りをしている子をどんどん見つけほめていきました。
 周りの先生にもそれをお願いしました。

 すると、いい踊りの空気がどんどん広がっていきました。気持ちの上昇気流のようなものがおきていきました。気持ちが勢いづいていくのがわかりました。
 本当に不思議なものですが、そういう空気が多数派を占めていくと、そうでない子も一緒にその空気にのるようにいい踊りになっていきました。
 運動場の子ども達がまるで一つの生きもののようでした

 そうやって司令台で涙を流したことがあります。一生懸命な子ども達の姿に心を打たれたのです。 そんなお話しをしました。

やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、
ほめてやらねば、人は動かず。山本五十六

 この名言は、たしかだと思います。

 運動会まであと数日、ここが踏ん張りどころです。子ども達も先生も大きな感動を味わって欲しいなあ。心から願っています。


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