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福井ソアーベ児童合唱団、最後の定期演奏会 第Ⅲ部 [合唱]

 あっという間の第Ⅲ部。時間の経つのがとても早く感じました。

 第Ⅲ部は、「新八王子ウインドオーケストラ友情出演」と「愛唱歌」という構成でした。

 オーケストラとソアーベの共演!華やかでした。
「花」「ふるさと」「小さな世界」と続きました。特に「小さな世界」は、僕たち合唱団も中学の吹奏楽部と一緒にやったことがあったので、心沸き立つものがありました。気がつくと、小さく指揮をしていました。ソアーベのすごいところは、後ろを向いていても声が飛んでくることです。そしてエンディングは高音の伸びのある歌声。会場全体が大きな拍手で包まれました。

 「少年時代」は、独唱の黒服と帽子がかっこよかったです。もちろん歌声も。

 「翼を下さい」(バンドと合唱のための)は、今年うちでもやろうと思っている曲です。(中学校の吹奏楽部とのコラボをする予定なのです)とても参考になりました。特に、振り付けをし、見せることの大切さを感じました。

 団員のみなさんがテキパキとオーケストラのパイプ椅子を片付け、5分とかからず、次の「愛唱歌」の世界に変わりました。
 
 おめかしした小さなかわいい子ども達が登場します。お母さんに手をつながれて登場する子もいました。会場に温かい笑顔の花が咲きました。またまたソアーベの空間が生まれました。

 「おつかいありさん」。ソアーベらしい明るい歌声です。振り付けもかわいいなあ。

 「5匹の子ぶたのチャールストン」は、一生懸命振り付けをつけて歌う3人の子ども達がかわいかったです。ここでも振り付けが合わない子がいました。それらしいことをやっているのですが、他と全然違った踊りをしています。でもそれがいいのです。その子は、ステージの花となっていました。
 いろんな子ども達が受け入れられる。これがソアーベなんだ!!そう思いながら、笑顔満面になって見ていました。
 
 そして、気がつくと、最後の歌「S・O・A・V・E」でした。
 これは、ソアーベのテーマソングです。コンサートの終わりが近づいたことを知らせる歌でもあります。僕の大好きな曲です。

 とても複雑な思いで聞きました。
 子ども達が自由に舞台で遊ぶステージ。ソアーベらしい素晴らしい曲です。
 でも、今晩で解散。最後の歌になるんだ。そう思うと切なくなります。
 そんな思いを抱きなが聞いていると、顔をくしゃくしゃにして歌っている団員もいます。
 ソアーベのみなさんは、もっともっと複雑な思いで歌っているのだろうなあと思いました。笑顔ではしゃぎながらも、目の前に近づく解散という二文字。
 華やかなステージの中に、様々な思いが見えるようでした。
 
 そして、あの瞬間を思い出すと、今でも言葉にあらわせない気持ちになります。
 団員の方が、坪口先生の「遺影」を持ちながら、ステージに登場した瞬間です。

 写真の中の坪口先生は笑顔でした。団員の二人は泣きながら歌っていました。僕ももらい泣きしました。
 心の印画紙に焼きついて忘れられない瞬間です。坪口先生との別れという現実が見えた瞬間でもありました。

 こんなに切なくて、こんなに素敵な「S・O・A・V・E」は、聞いたことがありません。ステージの上の皆さんの気持ちが一つになり、おおきな感動がありました。
 僕の心の中に一生残る歌声だと思います。
 会場の皆さんも同じ気持ちだったことでしょう。

 つきなみな言い方ですが、最後を飾るに値する本当にすばらしい演奏会でした。

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 かえりがけ、友人のS先生とこんな会話を交わしました。
「坪口先生と出会えて幸せだったね。」
「本当。あんなすごい方と出会え、同時代に生きられたことに幸せを感じるね。」

 本当に心から、そう思います。
 会うたびに、人に勇気を下さった坪口先生。元気を下さった坪口先生。明るいパワーを下さった坪口先生。
 先生と出会えたことは、本当に幸せでした。そして、そんな思いをしている方は、たくさんおいでると思います。その思いの集結が、あの日の演奏会だったと思います。

 坪口先生は、僕の中に生きています。そして団員の皆さんの中にも生きていると思います。坪口先生、本当にありがとうございました。

 女先生をはじめとして、福井ソアーベ児童合唱団のみなさん、そして、当日会場に一緒にいた皆さん、本当にすばらしい思い出をありがとうございました。
 いつまでもわすれられない温かい宝物が僕の心の中に残りました。
 心から感謝します。

 いくら書いても書ききれない思いがありますが、これで終わりにします。お読みになった皆さんに少しでも何かが伝わればと思っています。お読み頂き、ありがとうございます。(おわり)

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