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ていねいに問題点を修正する日 [合唱]

 昨日のホール練習でたくさんの問題点をみつけました。
今日は、そのことをラッキーと考え、ていねいに問題点を修正する日としました。

大きく2点。
1.響くところはお腹を使う
2.mpやpの部分は気持ちを考え、きれいに&子音を立てる。

 まずは出だしです。ここはお腹を使って発声するところ。
お腹の前でボールを回すような仕草をさせながら、一人一人ぼくの指揮に合せて声を出していきます。こうするとお腹が意識できるのです。

 でも、まだまだ弱い。そこで、この時の気持ちを考えさせました。

 この部分は孤独な人の心の奥の叫び。そう解釈しています。悲しみ・怒り・悩み・辛さ・そんな気持ちを最初の第一声で出せるかどうか。そこがポイントだと思っています。

 ぼくのつらい体験を話しました。人から無視されたこと。一人ぼっちになった体験。その時の心の叫び。みんなにも近い体験はない?と問いました。すると何人かの手があがりました。

 そんな気持ちを込めて!!と言い、何度も繰り返しました。

 表情に変化が現れて来ました。怒りの表情・悲しみの表情。そんないい子を前に出していきました。
 一人、二人と増えていきました。どんどん前に出していきました。繰り返すうちに、団員の約半数が前に出ました。

 音量が変わっていきました。迫力がだんだん出てきました。
 やはり気持ちです。それがあって、技術が来る。


 その後に、きれいな表現があります。
 Pとなっています。
 でも、ただ小さいだけでは気持ちは伝わりません。

 ここの歌詞は傷ついて心を閉じた人に対する次のような言葉かけです。
「ひとりぼっちで悲しんでないで ひとりぼっちで悲しんでないで しんじて欲しい つながりあっていることを」

 気持ちが理解できないと表現できません。
 優しい気持ち、心を共感させて、気持ちを寄り添わせて。そんな気持ちになるはずです。
 そうするとどんな歌い方になるのか。
 悲しみに共感したやさしい気持ちで、キレイに美しく表現しないといけません。
 
 そこで、口の中をあけたきれいな発声が求められます。鼻腔を共鳴させ、さらに子音を立てる。そんな技術が求められます。

 キレイな発声は低音が難しいです。
 ひとりぼっちで(え)というように(え)の母音が何度もあります。この(え)の発声が難しいのです。低い音になればなるほど、この(え)が地声になっていきます。でも、何度もくりかえし、意識させることで、とてもキレイになっていきました。
 
 更に子音を強調させ歌わせました。Nコンの全国大会でも、子音がはっきり聞こえる歌は、とてもきれいだと思いました。

「Hひとりぼっちで K悲しんでないで・・・」
 子音っていうのは、意識しないと出せません。普通に歌っていると、ただことばを流して歌ってしまいます。ホールでは何を言っているのか、わかりません。だからこそ、大きく子音をつくっていきました。

 タイミングも求められます。心を一つにし、みんなで同時に子音を立て、キレイに表現していきました。次第に言葉が浮き出てきました。気持ちが込められた美しい言葉が・・・

 今日は気持ちを考えた上で表現、というようにていねいに積み重ねて行きました。
 なんだか一つのストーリーをみんなで作っているようで、楽しい作業でした。

 ある先生から、こんなアドバイスを受けました。
あと1週間と考えると、佐々木監督の「うちにしかできない」演奏を考えてみるのもよいと思います。 
 そうです。うちの長所を生かしたうちにしか出来ない演奏を作りあげていきます。
 コンクールの練習は体力+知力+精神力の勝負です。
 
 Nコンまであと5日!!


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