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「学び合い」の授業参観記 その1 [授業]

  今日は出張。2つの学校を訪問させていただきました。
 面白すぎる一日でした。
 どう、面白いって?

  いずれも感動と発見がたくさんあった面白さです。

 今日は午前中訪問した学校のことをかいてみます。

 「学び合い」のクラスを訪問しました。
 僕自身、西川純先生の本をもとにやってみたのですが、どうもよくわかりませんでした。しかし実際の授業を見て、イメージがつかめました。

 百聞は一見にしかずです。それは、その名が示す通り、子供たち同士の学び合いの世界でした。

 なお、今から書くことは私ムッシュが独断と偏見で受け止めた記録であり、真の「学び合い」と違う可能性があることをご了承ください。

  6年生の国語の授業でした。まず先生が今日の課題を黒板に書きました。
 詳しい内容は省略しますが、このめあてを全員達成することが、本時の目標です。

 普通の国語の授業では、ともすると、めあてがはっきりしていない場合が多いものです。また、国語は明確なめあてをはっきりさせることも難しいものです。学び合いでは、めあてをはっきりさせる必要があるそうです。またそんな教科の方がやりやすいそうです。たとえば、算数や体育など。

 先生の役割は、全体を眺め、可視化することでした。可視化とは、よい動きをしている子をほめ、全体に広げることです。

 たとえば、子供たちがみつけためあてに達成しそうなことを板書していました。
 わかった子には、「ネームプレートを裏返しにするように」という指示もしていました。

また、つなげる役目もしていました。
「わかりません」といっている子には、誰か教えてあげてと声かけをしていました。
「わかった」という子には、自分の言葉で友達に説明するよう指示していました。 

 授業の先生以外に、学び合いを実践されているキッキョンさん(鉄人時代に出会った若いながらすごい実践者です)が解説についてくださいました。本当に感謝です。「授業を見ながら、質問できる」というすごいぜいたくな環境での参観でした。(本当にありがとうございました)そして、いろんな疑問が解けていきました。

「遊んでいる子が出たらどうするんですか。」という質問に対し、
「それで、結果は出るの?」と問うそうです。結果というのは、全員がめあてを達成できるかどうか?ということです。

「もし全員がめあてを達成する」ということができなかったらどうするんですか?という質問に対し、なぜできなかったか、みんなでその原因を考え、次につなげていくそうです。
 
この学び合いを
する際には、次のような語りが大切になってくるそうです。

みんなができるようになることが大切。そのためには、いろんな人がささえあい、助け合ってほしい。世の中はそうである。

「学び合い」の一番の根っこの考えはこれだ!と受けとりました。

 この学び合いの授業自体が、上のような考えで行われ、学級経営的なものも含んでいます。
 
 子供たちが自由に動く活動なので、最初は、クラスの膿みたいなものが出てくるそうです。時にはケンカになったり、問題が起きたり。長年、子供たちの中で蓄積された問題ってあります。でも課題達成のため、次第に様々な交流が生まれ、クラスの人間関係は良くなっていくそうです。

 特に6年生は女子の問題が難しいものです。この学び合いは、そんなグループが一目瞭然となります。しかし日々、学び合いをすることで、そのグループも、課題達成のため様々な交流のもとで、次第に全体に溶けこんでいくそうです。

 授業者の先生は、ここ数年6年生担任なのだそうですが、そういう女子の問題で悩んだことはないそうです。実際にそのクラスも、6年生なのに、とても明るい雰囲気でした。

 では、めあてが達成できたかどうかの確認はどうするのでしょう。いろんな方法があるそうです。

たとえば、小テストをする。
発言でやったり(となり同士で発言させ確認)
ノートを見て確認など・・・

今日は、くじ引きで選ばれた子を発言させていました。
また次の時間に見た算数の授業では、よく似た問題をさせ、ひとりひとり教師がチェックしていました。

「一回は人に聞いてもらった人?」と学び合いをした人の確認をしていました。

と、今日はここまで。