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いい本です。「日本でいちばん大切にしたい会社」 [本]

 今日は、「日本でいちばん大切にしたい会社」坂本 光司 (著)のオーディオブックを聞きながら、自転車のツーリングを楽しみました。あまりにいいので、2回連続で聞きました。

日本でいちばん大切にしたい会社

日本でいちばん大切にしたい会社

  • 作者: 坂本 光司
  • 出版社/メーカー: あさ出版
  • 発売日: 2008/03/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


 合唱団の運営に、あるいは学級経営にとても通じるところがありました。

 本書の第1部で、著者は「会社経営とは『5人に対する使命と責任』を果たすための活動」であるとして、経営の目的を以下の5つに定めています。

1 社員とその家族を幸せにする
2 外注先・下請企業の社員を幸せにする
3 顧客を幸せにする
4 地域社会を幸せに、活性化させる
5 株主を幸せにする

 1番が「社員とその家族を幸せにする」ということにご注目ください。

 多くの経営書では、会社は株主のもの、顧客の満足が第一などと書かれています。しかし著者は、会社は顧客のためのものでも、まして株主のためのものでもない、というのです。

社員が喜びを感じ、幸福になれて初めて顧客に喜びを提供することができる。
顧客に喜びを提供できて初めて収益が上がり、株主を幸福にすることができる。
だから株主の幸せや収益は目的ではなく結果である――これが著者の主張です。


 合唱団の運営も同じだと思いました。

合唱団員が喜びを感じ、幸福になれて初めて聞く人に喜びを提供することができる。
聞く人に喜びを提供できて初めて、賞などもとれるようになり、レベルも上がる。
だから、合唱団のレベルを上げたり、賞などの好成績は目的ではなく、結果である。


 先にレベルを上げる!!とか金をとる!!ではなく、練習自体が喜びを感じるようなものにすること。一人一人が幸せになることを大切にすること。それが大切なんですね。

 これは学級経営でもいえること。

子供達が楽しいって喜びを感じ、幸せになって、初めて保護者に喜びを提供することができる。そうやって保護者に喜びを提供し、信頼が高まることで、良循環を生み、結果として学力も上がる。
 だから学力を上げることは目的ではなく、結果である。

 おもしろいほど、当てはまります。

第2部では、そのことを実証する「日本でいちばん大切にしたい会社」が登場します。
心を打つ、胸にしみる現実のストーリーです。

 社員を大切にしています。一人一人の幸せを大切にしています。そのことがやる気を生み、この会社にいて良かったという幸福感を生みます。そして社員の皆さんは生き生きと働いています。

 そんな合唱団にしたいなって思います。

 その中で次の部分が心に残りました。

「幸せ」とは、
人に愛され
人の役に立ち
人に必要とされ
人に感謝されること
から生まれる。


これを合唱団にあてはめてみるとどうでしょう。

「幸せ」とは、
人に愛され
 ソアーベの坪口先生のように、一人一人に言葉をかけたり、握手をしたりしよう。団員同士仲良くなれるような練習を取り入れよう。
人の役に立ち
 一人一人に役割を持たせよう。大切な仕事を任せよう。人の役にたつような仕事をさせ、それをどんどん評価していこう。活動の中にも人の役に立ち喜んでもらえるような活動を積極的に入れていこう。
人に感謝されること
 やってくれたことに感謝の言葉をかけよう。団員同士の感謝の言葉も出るようになるといいなあ。ありがとうって言われるような活動をやっていこう。たとえば福祉施設訪問など。

 好業績を維持している企業は社員の幸福を真摯に考えていて、その結果として従業員の士気も高いそうです。

 合唱団も同じような気がします。そのいい例が福井ソアーベ児童合唱団です。子供達の楽しさを第一に考えています。

 仮説実験授業も同じです。子供達の楽しさを一番に考えています。

 合唱団でも子供達の楽しさ・幸せをまず第一に考えていきたいです。

 合唱は楽しむものだ。人生は楽しむものだ。
 子供達と楽しみます。そのために自分自身も楽しみます。


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