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心がブルブル震えた多治見少年少女合唱団第38回定期演奏会 [合唱]

 多治見少年少女合唱団定期演奏会の開場は18:00でした。
開場10分前だというのに、すでにこのような列の状態でした。

DSC_0098.jpg

 いよいよ始まりました。
最初は響紋~童声合唱とオーケストラのためのという曲。

かごめかごめ・・・

子供達の聞こえるか聞こえないかという声から始まりました。
舞台の中央には、グランドピアノが2台置かれています。

突然、ピアノがなり始めました。
かき消される子供達の歌声。
現代音楽のようです。

ピアノの音が静まり、また子供達の歌声が聞こえ始めました。
だんだんと大きくなる子供達の歌声。
どこまで大きくなっていくのでしょう。
高音が重なり、更に高音が・・・
どんどんと音が重なっていきます。
その声は想像を絶する大きな声となり、やがて会場全体を震わすほどになります。
ピアノもだんだんと激しさを増していきます。
まさに子供達の声とピアノの饗宴。

すごい迫力のある音楽でした。
この音楽、多治見のような声量がないと作れないと感じました。
聞き終わった後、ずっしりと心に残るものがある音楽でした。

 次の「はる なつ あき ふゆ」は、ガラッと変わって、言葉を大切にした美しいハーモニーの曲の連続でした。
 詩人矢川澄子さんの詩に、曲をつけた委嘱作品でした。
 季節の変化を感じる曲の数々でした。
 美しい声、優しい声、豊かな声量で奏でられる曲から、日本の美しい景色が見えるようでした。
 曲によっては、歌い方がガラッと変わります。様々な音色の声があるからできることだと思いました。多治見って、こんな歌も歌うんだなあと聞き入りました。

 最後の合唱オペラ「セロ弾きのゴーシュ」は、まさに多治見らしいエンターテーメントあふれるものでした。ねこやたぬき、カッコウなど一人一人の歌も良かったし、全員で振りをつけながらの楽しげな歌も、心踊りました。
 リハーサルであれだけ歌って、更に本番でもこれですから、多治見のパワーってすごいです。

 そして僕が一番感動したのが、最後の「夕焼け小焼け」です。
なんと歌いたい人はどんどん舞台に上がってくださいって言うんです。
最初は遠慮していた僕ですが、どんどん舞台にあがっていく人たちを見ていると衝動を抑えきれず、気がつくと、僕も舞台の上に立っていました。
 そこで歌った「夕焼け小焼け」の気持ちよかったこと。

 指揮を見ていると、お腹から全力で声をだしたくなります。そんな指揮でした。
会場全体に響き渡り声。その中に混じって歌うことのなんて気持ちの良いこと。
最後に、拍手をもらった時は、僕も舞台の主人公のひとりと感じ、とっても満足感のあふれる気分でした。

 最後、なごり惜しい気持ちで舞台を後にすると、なんと出口で団員たちが「夕焼け小焼け」を歌い、見送ってくれました。中の一人が僕をみつけ、「どうでしたか?」と聞かれ、「とっても良かったです。」と返しました。
 実際、これだけしかいえませんでしたが、その言葉の100倍ぐらいの気持ちでいました。だって心がぶるぶる震えていたんですから。

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 多治見少年少女合唱団、人の心を震わせる歌声です。すばらしい演奏会をありがとうございました。一人一人が輝いてましたよ。また必ず見に来たいです。
 すばらしい夢の一日でした。

PS.このようなチャンスをお世話していただいたKさん、ありがとうございました。
たくさんのスタッフの皆さん、そして保護者の皆さん。さらに、多治見少年少女合唱団の皆さん、本当にありがとうございました。また来ます!!

2011teientirasi.jpg

今度行った時にしたいと思っている質問を忘れないようにここに記録しておきます。

①フォルテの声には地声が混じっていますが、自然できれいな感じがしました。どんな指導をされているんでしょう?
②声づくりのためのトレーニング方法は?
③みんなが明るく仲のいい秘密は?


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多治見少年少女合唱団 さゆり

このたびは私たちの定期演奏会に来て下さり本当にありがとうございます。本当に遠いところから・・・
実は、先生のブログ前から拝見していました。
なんとか私たちの定期演奏会に来て欲しいなと思い、コメントしてみたのですが、なかなかうまくいかなくて・・・
そしたら、先生がみえたので本当にびっくりしてしまいました!
先生のブログを読んで、こちらが感動してしまっています・・・
私は多治見少年少女合唱団歴12年ですが、私がなぜここまで続けていられるか・・・それは、

・団員の仲が良すぎること!
・年齢が幅広い合唱団内では、敬語禁止!
・入団したての頃は、ドレミもままならなかったのに、大きいおねえさんやお兄さんにあこがれて、いつかあんな風に歌いたいと頑張って、今があること。
・小さい子にしか出せない声があって、大きい子にしか出せない声がある。それぞれが自分の声で歌うことが大事という多治見の教え。
・音程、喉をあく、息を流す、それさえ出来れば、どんな声を出してよいという統制されていない声が多治見の声。
・小さい子が大きい子を尊敬するように、大きい子も小さい子を尊敬している。一人一人が魅力でお互いが刺激しあっている。それは、周りを意識しているのではなく、自分自身の能力をもっと高めようと努力する姿により生まれるもの。
「私が一番」なんて思っている子は誰一人いない。
いつもさらに上へ上へと思っている。

私は団員が好きだから続けられているんです。
だけど、本当に練習は厳しいです。
夜なのに「走れ~」言われてグランド走らされます。
お腹使ってないとグーで押されます。

歌えるようにするのは当たり前。
できるようにするのは自分。
そのために誰かに助けてほしいときは必ず自分から言うこと。
「自立」
これが多治見少年少女合唱団のモットーです。

あと、多治見のソルフェージュ力の秘密は・・・・
「鍵盤ハーモニカー」です。
一人1台必ず持っています。
現代音楽など難しい曲の時は、練習時に必ずみんな弾きます。
鍵盤ハーモニカーないとかなり怒られます!!
弾けないと歌えるはずがない!って
それに鍵盤ハーモニカーは、ブレスの練習にもなります。

私たちは、クセナキスのPu wijnuej we fypという最大24声ある曲を演奏する時から鍵盤ハーモニカーを使っています。

今度はぜひ、練習を見に来て下さい。
この間の本番の時は、ゆっくり話せませんでしたし・・・

あと、差し入れのお菓子!ありがとうございました~☆
by 多治見少年少女合唱団 さゆり (2011-10-18 20:52) 

モエママ

定期演奏会にお越しいただき、ありがとうございました。
リハーサルから本番終了まで、この日一日のほとんどの時間を、多治見と一緒に過ごしてくださり、子供たちにも、大変良い励ましとなりました。
最後の夕焼け小焼けを歌うためにステージに向かって走って行かれる先生の姿は、本当に嬉々としていらして、見ていたこちらもとても嬉しくなりました。
ロビーでのお見送りは、定演史上初!!その時間を共有することができた先生は本当にラッキーだったかもしれません。

また、多治見の合唱団のお便りに、先生のこの記事を載せさせていただきたいのですが、ご了承いただけますでしょうか?

よろしくお願いいたします。

次回は、12月18日(日) クリスマスコンサート でお会いできることを楽しみにしております。



 PS,質問について。
 ①②はよくわかりませんが、③については、子供に聞きましたら、
「敬語を使わない、上下関係禁止令が出ている?らしい」
とのこと。大きいお姉さんたちが、おチビたちの面倒をよく見てくれることが一番大きいと思います。
練習がどんなに辛くても、お姉さんたちに遊んでもらえるのが楽しくて、がんばっているうちのおチビです。
by モエママ (2011-10-19 16:51) 

ムッシュ

多治見少年少女合唱団のさゆりさん、コメントありがとうございます。
とってもうれしいです。
なんだか、スターの方からコメントを頂いたような気持ちです。
だって、本当に一人一人が輝いていましたから。
一人一人がエンターティナーでした。

多治見少年少女合唱団歴12年なんですね。すごいなあ。
多治見のいろんなことを教えてくださり、ありがとうございます。
何よりも「団員の仲が良すぎること!」ってのが、いいですね。
見ていて良くわかりました。
 厳しい練習にも関らず、合間合間に見せるみんなの顔は笑顔でとっても楽しそうでしたから。
 それに、合唱団のステキな歴史の積み重ねもあるようですね。とってもいいステキなお兄さんお姉さんがいて、それを目指してこられたんですね。
「小さい子にしか出せない声があって、大きい子にしか出せない声がある。それぞれが自分の声で歌うことが大事という多治見の教え。」
「音程、喉をあく、息を流す、それさえ出来れば、どんな声を出してよいという統制されていない声が多治見の声。」
 まさにそうですね。うちもそんなふうな声を目指したいです。自分の殻を破って、自分を出す!!統制のない声。生き生きした声。そう声が生きてるんです。

 多治見の教え。すばらしいです。
「小さい子が大きい子を尊敬するように、大きい子も小さい子を尊敬している。一人一人が魅力でお互いが刺激しあっている。それは、周りを意識しているのではなく、自分自身の能力をもっと高めようと努力する姿により生まれるもの。」
 お互いがお互いを高めあっている姿。ものすごく感じました。だから多治見って、これからもどんどん進化・成長していくんでしょうね。

 僕は聞いていて、魂が震えるのを感じました。それは技術のすばらしさ、声量のすごさもあるけど、みんなの一生懸命さに心を打たれるのです。

 厳しい練習ですが、みんなそれぞれ成長しておられるんですね。
本当にいい体験をされていると思います。

「歌えるようにするのは当たり前。
できるようにするのは自分。
そのために誰かに助けてほしいときは必ず自分から言うこと。
「自立」
これが多治見少年少女合唱団のモットーです。」

読んでいて、多治見!!って感じがします。まさに自立したみんなの姿です。

「鍵盤ハーモニカー」のことも教えていただきありがとうございます。うちもやってみます。確かにこれって、一人一人の音とり+ブレス力アップに最高ですよね。

「今度はぜひ、練習を見に来て下さい。」
ありがとうございます。また機会あれば、ぜひお伺いしたいです。
クリスマスコンサート、お伺いしたいと思っています。

本当にうれしいコメントありがとうございます。
これからもがんばってください。
うちの合唱団には多治見少年少女合唱団のファンがたくさんいます。
そして僕も一ファンとして応援しています。
ありがとうございます。
by ムッシュ (2011-10-19 20:45) 

ムッシュ

モエママ様、当日は本当にありがとうございます。
裏方で一生懸命動いておられる保護者の皆様に、頭の下がる思いでいました。
それがあったからこそ、子供達もがんばり、すばらしいステージになったのだと思います。
 本当にあの日はすばらしい一日でした。多治見にそまった幸せな時間でした。
こちらこそありがとうございます。
「ロビーでのお見送りは、定演史上初!!」
へ~~そうなんですか。本当に僕たちは幸せ者です。
あのお見送りは更に僕の心にステキな感動の余韻を残してくれたんですから。
帰り道の3時間半の運転も幸せ気分でした。
「また、多治見の合唱団のお便りに、先生のこの記事を載せさせていただきたいのですが、ご了承いただけますでしょうか?」
 もちろんです。どんどん載せてください。
ありがとうございます。皆様にもよろしくお伝えください。

PS.うちの団員の保護者にも多治見ファンがたくさんいます。
 ラ・フォル・ジュルネ金沢で声をかけていただいた方もいて、それがとってもうれしくかったって言ってます。多治見のHPをよく見ているそうですよ。
by ムッシュ (2011-10-19 20:53) 

モエママ

ありがとうございます。

お便りが出来上がりましたら、先生にもおみせしたいです。

PS.ラ・フォル・ジュルネ金沢でお声をかけさせていただいたのは、多分私だと思います。多治見のことをとても褒めていただいたので、嬉しくって、思わず声をかけてしまいました。
子供を見守る親の気持ちは皆同じ。同志です。
よろしくお伝えくださいますよう、お願いします。
by モエママ (2011-10-20 08:10) 

ムッシュ

モエママ様、続けてご返信、ありがとうございます。
お便り見てみたいです。
保護者の方が出してるんですね。
すごいなあ。
モエママ様がお声をかけてくださったんですね。
とてもうれしかったそうです。
伝えておきますね。
by ムッシュ (2011-10-20 20:09) 

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