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箱根合唱セミナー2011!二日目・渡瀬昌治先生の講座 [合唱]

渡瀬昌治先生講座

 箱根合唱セミナーに行くと、渡瀬先生は「昨年もおいでになりましたね。」って、ロビーであたたかく迎えてくださいました。
 そんな渡瀬先生の講座を初めて見ました。(僕は指揮法講座に出ていて、ビデオを通して見ました。)
 渡瀬先生、講座となると雰囲気がガラリと変わり、楽しく熱い人でした。

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 この日は、先生自らが作られたという「合唱力~仲間~」のテキストの中の「声づくり」「歌づくり」を順番に実践していく形の講座でした。

 「声づくり」の大きなヒントとなる講座でした。
僕が今回求めていたもの、そのもののような講座でした。

渡瀬先生のテキストに沿って説明していきます。

1.授業のモットー
「やる気」「継続は力なり」「集中力」(かけ声の言葉)
音楽の授業の始めに全員で呼びかけを行い、気持ちを盛り上げる。

 全員で大きな声を出してスタートします。これは僕の合唱練習でもそうです。
まず最初に声ありき。「自分のやっていることが良かったんだな」って確認ができました。

2.集中力を高める練習
生徒が先生の号令に集中して、動作にはつられないようにするというゲーム
・先生が「気をつけ」「休め」の号令をかける。
・生徒は号令に合せて何回か動作を繰り返す。
・次に先生が「気をつけ」の号令をかけながら、「休め」の動作をする。
・これにつられて「休め」の動作をしてしまった生徒は失格、着席する
・これを何回か繰り返したり、テンポを速めたりする。
※5回戦を行い、最後まで残った人が勝者

 これは、おもしろいと思いました。ゲーム感覚で、集中します。先生の声を聞くようになります。だんだんスピードが速くなったり、テンポが変わったりでレベルが高くなります。先生を見るようになります。動作が機敏になります。眠気が覚めます。自分の技の一つにぜひ加えたいと思いました。

3.姿勢チェック
①先生「いちー」生徒「あしー」元気よく
・生徒はかけ声をかけながら足の位置を決める
②先生「にー」生徒「てー」勢いをつけて歯切れよく
・手の力を抜いてぶらぶらさせながらかけ声をかける。
③先生「さん」生徒「せすじ」背筋を伸ばしながら
・かけ声をかけるとき背筋をしっかり伸ばす。
④先生「よん」生徒「めー」目を見開きながら
・目玉がこぼれ落ちるぐらい見開く
⑤先生「ごー」生徒「あくび」あくびをしている感じで
・本当にあくびをするようなつもりで、声を出す。

 姿勢というのは、指導しないとどんどんくずれていきます。楽しみながら、しかも発声をしながら姿勢チェックをしていきます。いろんな声を出しながらするので、発声練習にもなります。

4.あくび発声
先生「サアーイ」裏声で、生徒「サアーイ」オウム返しでまねをする。
・あくびするつもりで声を出すと、のどがよく開いて共鳴する部分が大きくなる。

 あとで、なぜ、「サアーイ」なんだろうって、話になりました。あくび発声では、「サアーイ」っていうことが多いらしいのですが、なぜでしょうか。でも、こう発声するとのどが開くような気がします。

5.発声あいさつ
あくび発声であいさつをする
「おはようございます」

 このあいさつ、渡瀬先生が現役の先生の頃、廊下ですれ違うときにもやっていたそうです。遊び感覚で、こういうことやると、つながりも持てていいかもしれません。

6.呼吸トレーニング
(豊かな響きを生み出す腹式呼吸をマスターする)
①背中を曲げて息をすう
②横隔膜を動かす練習
③共鳴の練習

 この呼吸トレーニングが、とてもいいと思いました。
毎日継続していくことで、呼吸筋!?が鍛えられそうな気がします。

①背中を曲げて息をすう練習は、以下のようにします。
・わき腹に手を当てながら息をスーとはき止める
・前にまげて一気に息をすう。
・起き上がりながら息を全部出す。止める
・また曲げる。一気にすう。(繰り返す)

 確かに前に曲げた状態で息をすうと、お腹が膨らむのがよくわかります。

③共鳴の練習は、唇をとじて、額の前頭洞という空間をひびかせる練習でした。額の中にはたくさんの空間があることがわかりました。声を額に当てるように声を響かせるっていいますが、実際に額にもそんな空間があったのですね。
 声が響く子は眉間に指をあてると、ブルブル震えています。前頭洞という空間が振動を増幅してるんでしょうか。おもしろいです。

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7.あご落とし
あごを下へストーンと落として、口の中の空間をしっかり作る

 この状態で「サ~ア~ア~」と歌います。
 指を当てた頬より上で歌う感じ。声を額に飛ばす感覚が感じられます。(下、テキストのイラストより)

あご落とし.jpg

8.発声トレーニング
①スタッカート発声(ジャンプしながら)
・片足でジャンプしながら声を出すとむだな
力もぬけ、声の支えもしっかりする。

 片足でジャンプしながら「ハッハッハッハッハッハッハッハッハッ~」と声を出します。どんどん音を高くしていきます。 

 ジャンプしながらだと、声を出すときにいやでも下半身に力が入ります。これはおもしろいと思いました。二学期からの練習では、これらの練習を取り入れてやってみようと思っています。

と、ここまで来た時にバッテリー切れ。
残念ながら続きは見られませんでした。

 この後は、以下のビデオを見ながら、発声上達のためのコツや個別クリニックを実際にやっていったそうです。

授業合唱エチュード
chorus_etude.jpg

全国大会出場校の心に響くコーラスとアイデア溢れる授業合唱の映像百科。
DVD全16巻/32時間55分 《特典》書籍/1冊
楽譜&指導ポイント付楽譜/1冊
楽譜&指導ポイント付楽譜&指導マニュアル/1冊
合唱授業指導案集/1冊
楽譜3冊&指導ポイント付楽譜3冊

企画・制作:ユニバース
税込価格 207,900円

 高いな~。でも欲しいなあ。
 
 でも、毎日の声づくりトレーニングを考えていた僕にとって、ここまででも大いなるヒントとなりました。

 最初に声ありき。そう思います。音楽は素人だけど、ぼくの得意技は継続すること。これらのいくつかを組み合わせ、継続できるような「新声づくりトレーニング」を作ってみようと思っています。

 声づくりに大ヒントをくださった渡瀬昌治先生には感謝しています。ありがとうございました。

PS.ちなみに渡瀬先生、以下のようなブログで、合唱指導の情報やノウハウを発信されています。とても参考になることが多いです。

渡瀬昌治ホームページ

PS2.渡瀬先生に、以下のようなDVDも紹介していただきました。このDVDにも発声トレーニングが収録されているそうです。これなら手が届きます。さっそく注文しました。


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