So-net無料ブログ作成

箱根での出会い [合唱]

 箱根合唱セミナー、最後の記事を書きます。

 箱根でおもしろかったのが、様々な人との出会いです。
 僕はコテージに泊まったので、自然な出会いが生まれました。
 コテージは、8人部屋です。そこに僕を含めた7人が集まりました。

 知らない場所での偶然の出会い。どんな人かもわかりません。しかし、合唱が好きだという共通項があります。僕以外は、みんな若い方々でした。

箱根園コテージ&アネックス(プリンスグランドリゾート)

箱根園コテージ&アネックス(プリンスグランドリゾート)

  • 場所: 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139
  • 特色: ご利用人数や目的に合わせてお選びいただける芦の湖畔のネイチャーランド「箱根園コテージ&アネックス」

F-4646002310-I1.jpg

 なんと昨年相部屋をした、フィッティさんとYさんがいました。「今年も来るだろうなあ」という予感がありました。久々の再会がうれしくて握手をしました。

 フィッティさんは、このブログでも時々書き込みをしてくれます。愛知県の先生で、音楽に関する知識がすっごい人です。今回のセミナーでも、僕の疑問にいろいろと答えてくれました。ipadを使いこなし、歌が大好きな人です。実践家でもあります。

 Yさんは、背が高く、どこにいてもすぐにみつかります。玉川大学で、千葉先生に学んだ方です。若いのに、とてもしっかりしています。朝食は果物のみ。毎朝発声練習をし、20km近くの距離を自転車通勤しているそうです。とても積極的な人です。

 このお二人、とても勉強熱心でしかも行動派。昨年は僕の紹介した福井ソアーベ児童合唱団の見学にわざわざ福井まで来ています。年齢を重ねるごとに、すごい実践家に成長していくように思います。

 O先生は、なんと中学の英語の先生でした。「どうして英語の先生なのに合唱セミナーに来てるんですか」って聞いてみると、自らが合唱の経験者で、しかもママさんコーラスの指揮をしてらっしゃるというお話しでした。「指揮をする時のコツは?」の質問に対し、「全員の目を見るようにしている」って言葉が心に残っています。

 I先生は、埼玉県で音楽専科の先生をされている方でした。音楽大学を出られています。ピアノも自分で弾き、音楽の授業と書写の授業をしているそうです。憧れるなあ。最初中学校で特別支援級の先生をしてたってお話しを聞き、とても親近感がわきました。

 H先生も同じく埼玉県の音楽専科の先生でした。I先生をさそって今回のセミナーに来られたとのこと。なんと僕のブログの読者でした。「ムッシュ先生ですか?」って聞かれ、うれしいような恥ずかしいような。やはり音楽大学を出られた方です。いろんな音楽の専門知識を持ってらっしゃいました。

 I先生は、ものすごく変わった経歴の持ち主でした。高校を卒業し、6年間農業をしていたとのこと。その後、一念発起し、大学受験に挑戦し、みごと合格。今は先生を目指しているとのこと。朴訥な語り口から聞かされるその経歴に驚き、更に書道の字を見せてもらい、さらにびっくり。プロ級の腕前です。

 コテージに泊まることで生まれた出会い。みんな若い方ですが、僕ともうまく話を合せてくださり、楽しい時間を持つことができました。本当に心から感謝しています。ありがとうございました。

 その他にも、いろんな講師の方々とお話をさせていただき、その人柄の一端にふれさせていただきました。みんなすごく生き生きとし、努力家でした。

 さらに、Mさんという神奈川県の若い女の先生。元気いっぱいの先生でした。「出会いって大切だよ」って渡した僕の名刺を見ると、自分で手書きの名刺を作り、いろんな方に配って歩いてました。その姿を見て、いいなあと思いました。

そのときの出会いが人生を根底から変えることがある
相田みつを(詩人・書家、1924~1991)
 
 出会いは、人生を変えます。これは間違いなく言えることです。どの出会いが、人生を変えるかわかりません。たくさんの出会いの中から、運命的な出会いが生まれます。

 何かに一生懸命打ち込んでいると、それに響くものがある。それが出会いだと思う。小島直記(小説家、1919~2008)

 運命的な出会いって、まさに上の名言のように生まれてくるのだと思います。一生懸命打ち込んでいるうちに、自然と響くように生まれてきました。
 
 僕は合唱を通して、すばらしい方々との出会いがありました。その出会いは、僕の宝です。合唱セミナーでの出会いも、僕の宝です。ただただ感謝です。

次の人生を決めるような出会いは必ずあるんです。その出会いの接着剤にするためにも、何かひとつ、「これ(が私です)」というものが要る。 堤幸彦(映画監督、1955~)

 そして今も熱く燃えるような思いがあります。それは素晴らしい合唱をつくりたいという思い。まだまだ成長したいという熱い思い。

 まだまだ成長できます。次のステップに成長していくためにも、自分自身を磨き「これが私です」というものをつくっていきたいです。

 箱根合唱セミナーシリーズ、これで終わります。たくさんの学びがありました。たくさんの方々に感謝です。学びをもとに、更に成長していきます。


nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

箱根での早朝ランニング [幸せに生きる]

 箱根合唱セミナー、講座もすばらしかったのですが、そのロケーションもすばらしかったです。

 ザ・プリンス箱根、豪華なホテルでした。

ザ・プリンス箱根

ザ・プリンス箱根

  • 場所: 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根144
  • 特色: コンセプトは“リラクゼーション&ネイチャー”。中庭より望む芦ノ湖と富士山が皆様のお越しをお待ちいたしております。


 泊まったコテージは、静寂な環境でした。

箱根園コテージ&アネックス(プリンスグランドリゾート)

箱根園コテージ&アネックス(プリンスグランドリゾート)

  • 場所: 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139
  • 特色: ご利用人数や目的に合わせてお選びいただける芦の湖畔のネイチャーランド「箱根園コテージ&アネックス」

 ランニングが趣味の僕は、朝早く起き、走るのが楽しみでした。いろんな所へいくと、その町をあてもなく走ります。それが結構たのしいんです。

一泊目の朝は、残念ながら雨。
 しかし、それでも気持ちよく、早朝の森林浴を楽しみながら、走りました。歌のような小鳥のさえずりが聞こえました。

DSC_0055.jpg

 二泊目の朝は、さわやかな天気です。気持ちのいいランニングを楽しめました。芦ノ湖を眺めながらの約70分のランニング。車も少なく超気持ちよかったです。

 箱根神社に着きました。そこから眺める芦ノ湖。静寂な美しさでした。

DSC_0075.jpgDSC_0077.jpg

 そこから少し走ると、県立恩賜箱根公園まで来ました。

DSC_0078.jpg

 ここで折り返しました。

 帰り、美しい芦ノ湖を眺めながら飲んだ缶コーヒーのうまかった事。走っているときって、なんでもおいしく感じます。

 コテージに着くと、まだみんな寝ています。そこで、ホテルに行き、朝風呂を楽しみました。(コテージとホテルは、結構離れています)

 優雅な気分です。もう最高!!

 ホテルから眺める芦ノ湖。最高のロケーションでした。

DSC_0083.jpg

 夏の思い出、箱根。

 ランニングが趣味だと、自分の足で気ままに、その場所のステキなところを楽しめます。ランニング、いいですよ~~。(すぐに眠くなるけど・・・)

Picture1.jpg


nice!(6)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

箱根合唱セミナー2011!三日目・最後の講座 [合唱]

前田美子先生講座

 いよいよ最後の講座です。あの前田美子先生の講座、とても楽しみにしていました。

 「三日目の最後の講座。みんな疲れているでしょう?」ということで次々とやったことが、とても体と心の目を覚ましてくれました。

 まず、一人一人、となりとなりと順番に手を叩いていきました。
 たったそれだけですが、なんだかおもしろかったです。僕たちにとって、いきなりハイテンションより、その方が、自然なスタートでよかったです。

 次はミッキーマウスマーチに合せて、隣同士、肩を叩きます。
右左各8回、4回、2回、1回、両手をパン!最後に「ホイ!」と声を出す。
歓声があがります。

次は、体のひねりを入れて隣の人の肩を叩きます。負荷が強くなりました。
更に盛り上がってきました。

 音楽室は開放する部屋だと言います。まずこんなふうに子供達の心を開放させることが大切だっておっしゃいました。体験してみて、その通りだと思いました。

次は「アイアイ」を歌いました。
 一度歌った後、隣同士、一緒に歌います。歌詞を間違えたら、そこで座るってルールです。楽しいながらも緊張感を持って覚えられました。

次は、チューリップの歌です。
ただ歌うのではなく、語尾が「あ」になる音で手を上げるというルールで歌うのです。

  ちゅーりっぷのはなが

上の下線のついたところで手を上げて歌うのです。
まあまあ簡単です。

ところが、アイアイでやると・・・
ーイイ ーイイ おーん
とたんに難しくなります。
更に今度は下線の所で隣の人とタッチします。またまた難しくなります。

更に更に、「先生の合図で、タッチするひとを反対側の人に変える」というルールが加わります。またまた難しくなります。

 でも、たのしいふれあいの時間です。歓声が上がります。笑い声がおきます。
あ~、こんなふうに音楽で遊べるんだなあって思いました。

 前田先生の講座は、「音楽の楽しさ」と「人との関り」を大切にした講座でした。自然と笑顔になり、ほっぺが上がります。みんな音楽が好きになるだろうなって思いました。

 そのあと、たくさんの歌を歌いました。古い歌ですが、いい歌がたくさんあることを知りました。

uvs110829-002.jpg

「海とおひさま」高木あきこ作詞 橋本祥路作曲

「たからもの」からすえいぞう 工藤直子作詞 氏家晋也作曲

「夕日が背中を押してくる」阪田寛夫作詞 山本直純作曲

 知らない歌ばかりでしたが、周りの方々が美しいハーモニーを付けてくださいます。とても気持ちのいい時間でした。

「夕日が背中を押してくる」がユーチューブにありましたので、アップします。なんだか、なつかしく子どもの頃に戻ったような気分になります。

 箱根合唱セミナー最後の講座は、歌の楽しさをたくさん味わって終わりました。
歌って楽しい。そんな幸せな時間でした。

 

 セミナーの全講座、すべてまとめ終わりました。
 楽しい余韻に浸りながらまとめることができました。
 
 箱根合唱セミナー、すばらしい時間でした。お世話してくださった先生方、たくさんの講師の皆さんには心から感謝しています。すばらしいものをたくさんありがとうございました。たくさんのことを吸収できました。

 ただただ感謝です。


nice!(4)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

箱根合唱セミナー2011!三日目・真鍋淳一先生講座 [合唱]

  箱根合唱セミナー最終日の最初の講座は、真鍋淳一先生でした。
これがまた、時間を忘れるほど、本当におもしろかったです。

 講座自体がアイデアの宝庫でした。次から次へと出てくるアイデア。その中から、僕にグググッと来たものを書いてみます。

授業に役立つアイデア魔法集 

 まず、どの教科でも役立つだろうなあと思ったことを最初に紹介します。
 これは「授業に役立つアイデア魔法集」と名づけた手帳です。
びっしりと書かれているのは、授業のアイデアです。

DSC_0088.jpg


 子どもが変わった瞬間をチェックしておき、それをキーワードでメモしておくのだそうです。
真鍋先生は、既に1500近くみつけ、書き込みをしたそうです。

それが技になります。
これは、自分もやりたいと思いました。
授業で変わった瞬間・受けた瞬間を温かいうちにキーワードでメモする。
自分の力量がつきそうです。

 

3を意識する 

 また先生は、一つのことをするにしても、3つのバリエーションを意識するといいます。
料理でも、和風・洋風・中華とあるように、たとえば歌でも「速い」「中ぐらい」「遅い」。
支援の方法も、3つ。1時間で覚えることも3つ。3つぐらいなら、覚えられそうです。
 それ以上になると、混乱してしまいます。3つを意識することで、すっきりした楽しい授業が実現できそうです。

 先生は、授業が基本だと言います。そんな授業を作る上で、上のような日々の実践はとても大切な事だと思いました。

音楽をがんばっている先生がいると、学校が変わる。自分が変わる。
 こういう意識も、とても大切なことだと思いました。実際、いろんな学校を訪問してみて、歌声のきれいな学級は、すばらしい学級であることが多いです。全校の歌声がすばらしい学校は、すばらしい学校であることが多いです。地道な実践と解放された子供達の心があって、結果としてすばらしい歌声が生まれるのだと思います。


目標となる声を見つける
 「自分がいいなあと思う目標となる声をみつけ、その声に近づけていくこと。」という言葉が心に残りました。こわいのは、子供達が自分の声に近づいてくるということ。ですから、目標となる声を聞かせ、また子供達の中でも良い声を見つけ、それに近づけていく意識が必要だと思いました。
 そんな真鍋先生がいいなあと思うソプラノの声を紹介してくださいました。
 Aled JonesのAve Mariaです。ユーチューブでみつけ、下にアップしました。すばらしいソプラノです。

 

ぞうさんテスト 

 指揮練習で「ぞうさんテスト」というのもおもしろかったです。
指揮では一定のリズムと右手、左手が違う動きを要求されます。それを練習できるすばらしいトレーニングだと思いました。
方法を書きます。

・右手は上下で2拍子
・左手は直角三角形を描く。
・ぞうさんの歌を歌いながら、両手を同時に行う。
・慣れてきたら、右手・左手の動きを逆にしていく。

 文章でうまく伝わるかなあ。
 これは、はまりました。
僕は、指揮の時、右手しか使えません。左手は、たま~にです。わけがわからなくなるからです。このトレーニングは、と~~ってもいいと思いました。
今、時々暇な時にやっています。だんだんとできるようになりました。なんだかうれしいです。
 ちなみに、ぞうさんテストは、一年生で、
2年生になると、「あかとんぼ」で。3年生では「ふるさと」でテストをするそうです。テストに合格すると、指揮をやれるチャンスが生まれます。燃えるだろうなあ。
 また、これも、速い・普通・遅いの三パターンでやると、おもしろいってお話しでした。

uvs110828-001.JPG

コンクールの話 

 また、コンクールの話も、心に残りました。
 コンクールに出ると、自分の目指す声を作れる。
 たしかにそうです。普段の音楽の授業以上のことができるし、レベルもグーンと上げることができます。

コンクールは戦いの場所。上手に使わないといけない。
 コンクールは確かに戦いの場所なんですね。勝負の世界。今年はそれを特に強く感じました。でも、勝利至上主義になっては教師も子どももつらいです。このコンクールを上手く使わないといけません。では、どう使うか。その答えが以下です。

授業がすべて。それをどうやってクラスにもどすか?
合唱団の子どもたちに、どうやってクラスにもどしたらいいか、問いかける。

 コンクールに振り回されるのではなく、授業をよくするための手段。自分や子供達を伸ばす手段。そしてクラス・学校全体を伸ばす手段としてとらえたいです。今回のセミナーで、コンクールについて、自分の中で、かなり整理ができました。

 コンクールはコンクールなのです。そしてコンクール以上のものでもない。包丁は使い方しだいで、人を生かし楽しませる料理に生かせることもできれば、人を傷つけ苦しめる道具にもなります。コンクールもそうなのかもしれません。

 

その他のメモ 

 書き出すときりがありません。真鍋先生の言葉の中で、心に残ったメモがいくつもあります。どのメモも深いです。最後にそれを載せて終わりにします。

楽しく授業するために貴方は
・焦らない
・怒らない
・諦めない

・まあいいか、と諦めてしまうとそこで、終わってしまう。

・大変な学校で苦労したことは、自分の技となる。

・一度0を作る・・・シーンとした時間をつくる。

・音楽で始まり音楽で終わる

・見えるようにすることが大切。
例:カセット吹き…20、40、60センチ離した場所から息で吹き倒す。

・拍手がわきおこる雰囲気が大切

・いい環境をつくってあげる。音楽室の環境をよくする。
ディズニーランドへよく行く。スタッフを見に行く。
ディズニーランドのような音楽室に。

・自分の分身を作る…生徒を教育実習生と称し、授業をさせる。

・授業をやるまえの準備できまる。
すごい先生の授業を参観する時は、授業をやる前に何をしているかをチェックする。

・最後には支え。
いくら頭声になっても、支えがないと幽霊声になってしまう。
生きたからだをつくる。

 一つの言葉で、一つの記事が書けてしまうほど、密度の濃い講座でした。

 真鍋先生、すごい先生なのに、努力もすごかったです。いや、すごい先生だから、努力もすごいのかもしれません。努力と聞くとつらいイメージがありますが、僕には趣味のようにし、楽しみながらやっている感じがしました。

 また、「一つ一つの実践の積み重ねが大きなものになっているんだ」ということも感じました。まさにイチローのように。

 一流の先生方のお話を聞くたびに、たくさんの努力と工夫に感動します。そのことが、その先生の人柄やエネルギーのような見えない部分を作っているような気がします。

 真鍋淳一先生、大きなやる気をいただきました。ありがとうございました。


nice!(7)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

箱根合唱セミナー2011!二日目・渡瀬昌治先生の講座 [合唱]

渡瀬昌治先生講座

 箱根合唱セミナーに行くと、渡瀬先生は「昨年もおいでになりましたね。」って、ロビーであたたかく迎えてくださいました。
 そんな渡瀬先生の講座を初めて見ました。(僕は指揮法講座に出ていて、ビデオを通して見ました。)
 渡瀬先生、講座となると雰囲気がガラリと変わり、楽しく熱い人でした。

uvs110827-002221.jpg
 
 この日は、先生自らが作られたという「合唱力~仲間~」のテキストの中の「声づくり」「歌づくり」を順番に実践していく形の講座でした。

 「声づくり」の大きなヒントとなる講座でした。
僕が今回求めていたもの、そのもののような講座でした。

渡瀬先生のテキストに沿って説明していきます。

1.授業のモットー
「やる気」「継続は力なり」「集中力」(かけ声の言葉)
音楽の授業の始めに全員で呼びかけを行い、気持ちを盛り上げる。

 全員で大きな声を出してスタートします。これは僕の合唱練習でもそうです。
まず最初に声ありき。「自分のやっていることが良かったんだな」って確認ができました。

2.集中力を高める練習
生徒が先生の号令に集中して、動作にはつられないようにするというゲーム
・先生が「気をつけ」「休め」の号令をかける。
・生徒は号令に合せて何回か動作を繰り返す。
・次に先生が「気をつけ」の号令をかけながら、「休め」の動作をする。
・これにつられて「休め」の動作をしてしまった生徒は失格、着席する
・これを何回か繰り返したり、テンポを速めたりする。
※5回戦を行い、最後まで残った人が勝者

 これは、おもしろいと思いました。ゲーム感覚で、集中します。先生の声を聞くようになります。だんだんスピードが速くなったり、テンポが変わったりでレベルが高くなります。先生を見るようになります。動作が機敏になります。眠気が覚めます。自分の技の一つにぜひ加えたいと思いました。

3.姿勢チェック
①先生「いちー」生徒「あしー」元気よく
・生徒はかけ声をかけながら足の位置を決める
②先生「にー」生徒「てー」勢いをつけて歯切れよく
・手の力を抜いてぶらぶらさせながらかけ声をかける。
③先生「さん」生徒「せすじ」背筋を伸ばしながら
・かけ声をかけるとき背筋をしっかり伸ばす。
④先生「よん」生徒「めー」目を見開きながら
・目玉がこぼれ落ちるぐらい見開く
⑤先生「ごー」生徒「あくび」あくびをしている感じで
・本当にあくびをするようなつもりで、声を出す。

 姿勢というのは、指導しないとどんどんくずれていきます。楽しみながら、しかも発声をしながら姿勢チェックをしていきます。いろんな声を出しながらするので、発声練習にもなります。

4.あくび発声
先生「サアーイ」裏声で、生徒「サアーイ」オウム返しでまねをする。
・あくびするつもりで声を出すと、のどがよく開いて共鳴する部分が大きくなる。

 あとで、なぜ、「サアーイ」なんだろうって、話になりました。あくび発声では、「サアーイ」っていうことが多いらしいのですが、なぜでしょうか。でも、こう発声するとのどが開くような気がします。

5.発声あいさつ
あくび発声であいさつをする
「おはようございます」

 このあいさつ、渡瀬先生が現役の先生の頃、廊下ですれ違うときにもやっていたそうです。遊び感覚で、こういうことやると、つながりも持てていいかもしれません。

6.呼吸トレーニング
(豊かな響きを生み出す腹式呼吸をマスターする)
①背中を曲げて息をすう
②横隔膜を動かす練習
③共鳴の練習

 この呼吸トレーニングが、とてもいいと思いました。
毎日継続していくことで、呼吸筋!?が鍛えられそうな気がします。

①背中を曲げて息をすう練習は、以下のようにします。
・わき腹に手を当てながら息をスーとはき止める
・前にまげて一気に息をすう。
・起き上がりながら息を全部出す。止める
・また曲げる。一気にすう。(繰り返す)

 確かに前に曲げた状態で息をすうと、お腹が膨らむのがよくわかります。

③共鳴の練習は、唇をとじて、額の前頭洞という空間をひびかせる練習でした。額の中にはたくさんの空間があることがわかりました。声を額に当てるように声を響かせるっていいますが、実際に額にもそんな空間があったのですね。
 声が響く子は眉間に指をあてると、ブルブル震えています。前頭洞という空間が振動を増幅してるんでしょうか。おもしろいです。

fukubiku071111.jpg

7.あご落とし
あごを下へストーンと落として、口の中の空間をしっかり作る

 この状態で「サ~ア~ア~」と歌います。
 指を当てた頬より上で歌う感じ。声を額に飛ばす感覚が感じられます。(下、テキストのイラストより)

あご落とし.jpg

8.発声トレーニング
①スタッカート発声(ジャンプしながら)
・片足でジャンプしながら声を出すとむだな
力もぬけ、声の支えもしっかりする。

 片足でジャンプしながら「ハッハッハッハッハッハッハッハッハッ~」と声を出します。どんどん音を高くしていきます。 

 ジャンプしながらだと、声を出すときにいやでも下半身に力が入ります。これはおもしろいと思いました。二学期からの練習では、これらの練習を取り入れてやってみようと思っています。

と、ここまで来た時にバッテリー切れ。
残念ながら続きは見られませんでした。

 この後は、以下のビデオを見ながら、発声上達のためのコツや個別クリニックを実際にやっていったそうです。

授業合唱エチュード
chorus_etude.jpg

全国大会出場校の心に響くコーラスとアイデア溢れる授業合唱の映像百科。
DVD全16巻/32時間55分 《特典》書籍/1冊
楽譜&指導ポイント付楽譜/1冊
楽譜&指導ポイント付楽譜&指導マニュアル/1冊
合唱授業指導案集/1冊
楽譜3冊&指導ポイント付楽譜3冊

企画・制作:ユニバース
税込価格 207,900円

 高いな~。でも欲しいなあ。
 
 でも、毎日の声づくりトレーニングを考えていた僕にとって、ここまででも大いなるヒントとなりました。

 最初に声ありき。そう思います。音楽は素人だけど、ぼくの得意技は継続すること。これらのいくつかを組み合わせ、継続できるような「新声づくりトレーニング」を作ってみようと思っています。

 声づくりに大ヒントをくださった渡瀬昌治先生には感謝しています。ありがとうございました。

PS.ちなみに渡瀬先生、以下のようなブログで、合唱指導の情報やノウハウを発信されています。とても参考になることが多いです。

渡瀬昌治ホームページ

PS2.渡瀬先生に、以下のようなDVDも紹介していただきました。このDVDにも発声トレーニングが収録されているそうです。これなら手が届きます。さっそく注文しました。


nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

夏休みの工作 [その他]

 夏休みも、もうじきおしまいです。
うちの市はウォームアップ週間と称し、一足早めに学校がスタートしています。
夏休みの工作も、みんな提出しています。

  低学年の工作を今日見てみましたが、楽しい作品がたくさんありました。

 おそらくおうちの人と一緒に作ったのでしょう。ご家族のご苦労(?)と楽しさがしのばれました。

そんな中からいくつか紹介します。

 これは、ヤクルトの容器を利用していろんな虫を作っています。ケースに入れて固定してありました。壁に飾るとステキです。

DSC_0094.jpg

 これも、いろんな虫シリーズです。自然のものや身近なものを利用して作っています。

DSC_0095.jpg

 おすしです。下はスポンジになっています。「おしながき」がかわいいです。

DSC_0096.jpg

 木の絵の所に、本物のせみの抜け殻が貼ってあります。それを更にケースに入れると、豪華な作品に。

DSC_0097.jpg

 紙粘土を丸め、色を塗り数字を書いたカレンダーです。磁石になっています。

DSC_0101.jpg

 こうやって見ていると、親子で作っている場面が想像され、ほのぼのとした気分になりました。
  頭をくっつきあわせ、ワイワイ言いながら、一緒につくったのでしょうね。わが子が大きくなってしまった今、なんだかナツカシく切ない気持ちになります。

 工作の宿題がまだ!というお子さんも多いことでしょう。参考になればと思い、記事にしました。

ps.ぼくなんかいつも前日に泣く泣くやっていました。今の子供達はえらいなあ。


nice!(4)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

箱根合唱セミナー2011!二日目・指揮法 [合唱]

箱根合唱セミナー2日目・指揮法

 今回のセミナーの中で指揮法は僕にとって大きなめあての一つでした。

今年も塚田真夫先生の指揮法講座を受けました。

 まず、一番の収穫は、欲しかったDVD、「授業に役立つ指揮」(4500円)が手に入ったことです。

DSC_0093.jpg

 このDVDには、「塚田真夫先生が、指揮についてこれだけは知っていてもらいたい、身に付けておいてほしい」という基本的な内容が紹介されています。
 今回の講座で学んだ以下のようなことが映像として入っています。

指揮の振り方の種類(叩き、平均運動)
その他の振り方(しゃくい、先入、はね上げ他)
各拍子の図形
指揮の基本
左手の役割
音楽会でよく見る光景、姿勢

 講座を受けて思ったことは、「指揮の基本を自分の体に染み込ませることがこれからの課題だ」ということです。

 昨年も塚田先生の講座をうけましたが、今回、その基本が身に付いてないということが、よくわかりました。
 肘の使い方。3拍子、4拍子の振り方など、他多数。
 
 たとえば、キーボードを打つとき、「あ」を入力するときは小指で「A」を叩き、「い」は、ここを叩くなんてことは、考えてません。何も考えず、文章を考えることに集中して、キーボードを叩いています。

 指揮も同じだと思います。2拍子はボールが跳ねるように、肘を中心に上下する。手首はぶらぶらしないようにして、指は広げない。体の中心で振る。なーんてことを一々考えながら指揮をしているようでは、音楽どころではありません。パソコンのキーボード入力のように、これらのことが無意識にできるようになるまで体に染み込ませていく必要があると思いました。

 今後、指揮法をランニングのように日常の生活に組み込んでいく必要があります。
 そして、今回手に入れたDVDは、その大きな手助けになるのではないかと期待しています。

 なお、塚田先生が用意された資料の中で、今の僕にとって大切だなと思うことを抜粋します。

・指揮者にとって最初の仕事は、開始音をそろえること。
・指揮は体の中心で振れ。
・体の上下運動(ひざの屈伸運動は控えめに。
・図形は、テンポが遅いときは大きく、速いときは小さく降る。
・指揮は脱力に始まり、脱力に終わる。
・肘を制するものが指揮法を制する。
・予備拍の3要素。1、テンポ 2、強弱 3、表情
・鳥になるな!
・腕のグニャグニャは重い鉛、ホーガンを持ったつもりで。
・長い音はカウントすべし。

我々の仕事半分は、「目」で行っている・・・スピンメータ

 課題は多いです。でも、何をすればいいのかが見えています。大きな収穫です。あとは実践あるのみです。


nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

箱根合唱セミナー2011!二日目・作曲家編 [合唱]

箱根合唱セミナー2日目作曲家編

 今回のめあての中に、作曲家の方々がどんな思いをに曲に込め、楽譜に表しているか?というものがありました。今回のセミナーでは、作曲家の先生方は、曲に様々な思いを込めて作っているんだなあということを感じました。すごくステキな曲を作っておられる3人の作曲家の先生方の講座を受けました。

山崎朋子先生講座

 山崎先生は現場の先生です。子どもたちのことをよく知っています。だからこそ、作曲する際、子どもたちの歌いやすさを考えて曲作りをしていることがわかりました。曲を例に説明します。

「春風の中で」より

 最初はユニゾン(高音も低音も一緒のメロディ)でスタートしています。その方が、子どもたちにとってとっつきやすい。ということで、あえてそうしているそうです。

 また、アルトも主人公になるようにメロディを作っています。どのパートを歌う子も主人公になれるようにです。

 「あるいていく」という歌詞が2回続くところがありますが、2回目は全員で歌うようにしたそうです。その方が自然に盛り上がっていきます。

「大切なもの」より
 息継ぎがしやすいようにメロディや伸ばす部分を考えておられました。
また、前奏も短いので、集会などでやりやすく、現場向きです。

  山崎先生の曲はメロディがきれいで、やさしい気持ちになります。歌詞も心に響きます。
 何よりも、無理がなく、意欲も持てそうで、子どもたちが歌いやすそうです。

 新曲「春風の中で」は今の僕の気持ちと重なり、歌っていると泣きそうになりました。合唱団で歌ってみようと思っています。

(今回出た楽譜とCDです。混声編もあります。)

CD KGO1084 山崎朋子 Original Songs 同声編

CD KGO1084 山崎朋子 Original Songs 同声編

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 教育芸術社
  • 発売日: 2011/07/23
  • メディア: CD

松井孝夫先生講座

熱い思いを秘めた先生でした。
心に残った言葉があります。

歌詞を繰り返し読む。そこから自然なメロディが生まれる。
歌詞とメロディはつながっている

DSC_0058.jpg

 言葉を大切にしてほしいという意味でしょうか。日本語を大切にするというソアーベ児童合唱団の坪口先生と似ているなあと思いました。

すてきな曲をたくさん紹介していただきました。

「これからもずっと」
 昨年9月に亡くなった富岡博志先生に送るために作った歌でした。松井先生の強い哀悼の気持ちが込められた曲でした。自分自身の誰か重ね合わせて歌ってほしいとおっしゃられていました。

「朝」
 作詞家の水内喜久雄先生は、心筋梗塞で倒れました。そんなとき救ってくれたのが、水内先生自身が以前作った歌詞のこんな言葉
「だいじょうぶのことばがいまたしかに聞こえて」
 そんな歌詞に松井先生がすてきなメロディをつけた曲です。

「笑顔を忘れてしまった君に」
 しんどい人を励ます歌です。小学校でも歌えそうです。アップテンポで、本当に元気の出る曲です。振り付けつきです。合唱団で歌いたいと思った曲です。

「虹色の未来」
 震災後、自分自身が前向きになりたいと思い作った曲だそうです。この曲も良い曲でした。ソロの部分あり、混成3部のすてきな曲です。

「マイバラード」
 松井先生の代表作です。
本当にいい曲です。歌っているうちに熱い気持ちになってきました。先生が24歳のときに作り、世に出るきっかけとなった曲だそうです。

 この講座でも良い曲がたくさんあるなあ、と思いました。コンクールに向けて、こんな歌を歌ってみたい。あるいは、コンクールに関係なくても歌ってみたい。そんな曲がいくつもありました。

(「笑顔を忘れてしまった君に」が入ったCDと楽譜です。)



 講演後、松井先生と少しお話しをさせていただきました。

「気持ちを感じる歌ばかりで、とても感動しました。」と感想を言いました。
すると、松井先生、
「私も気持ちが入るタイプなんで、指揮なんかも大きいって言われんるんです。」
その言葉で、ものすごく嬉しくなった僕。
「僕もそうなんです。でも今年のコンクールは気持ちが入りすぎてだめでした。」

 そして、「コンクールと気持ちの関係」についての話しになりました。

 松井先生のお話によると、審査員にもよるが、「コンクールでは、気持ちの
入れすぎはよくない。」ということをおっしゃいました。入れても一ヶ所ぐらい。
 ただし、クラス合唱やコンサートでは、どんどん気持ちを入れたらいいって。

松井先生とお話をして、自分の中ではすごくすっきりしました。

 コンクールは、コンクール。一種の勝負事。だから、コンクールではそういう方法を追求した方がいい。
 でも、そうでない時は子どもたちと気持ちを追求すれば良い。

 ひとつ見えた感じがしました。
わりきって、分けて考えればいいのです。
 でも、「いい音楽を追求すること」は、共通しているはずです。

 松井先生の音楽、気持ちの込められたいい曲が多いです。
 いつかうちの合唱団でも歌ってみたいです。 

橋本祥路先生講座

橋本祥路先生の講座では、逆に作曲家のこだわりを感じました。
特に下の言葉が心に残りました。

記号、強弱記号は作曲家のメッセージ

DSC_0062.jpg

 楽譜の記号はただ書かれているのではなく、作曲家の強いメッセージなのです。だからこそ、大切にしなくてはいけないと心に強く思いました。

 橋本先生は、「歌よありがとう」の作曲家です。その歌を例に、歌唱指導されました。いろんな部分で、こう歌ってほしい、という願いをもっておられました。楽譜に記されているのは、それらの願いの中のほんの一部です。
 このようなことからも、楽譜上の記号は、きちんと守り、歌っていきたいと思いました。

 ちなみに、「歌よありがとう」の作詞は花岡恵となっていますが、橋本祥路先生のペンネームだそうです。

 作曲家のお話を聞くことで、ひとつひとつの曲へ込められた強い思いを感じました。

 僕たちはそんな思いを大切にし、その上に僕たちの思いを乗せ、歌っていきたいと思いました。

ps.松井先生とのお話の中で、こんな言葉も心に残っています。
記号のついてないところが、工夫のしどころ。


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

箱根合唱セミナー2011!一日目・講座編② [合唱]

 二つ目の講座は尊敬している丸山先生の講座です。
 丸山先生のご指導される合唱団の歌声は、明るく華やかな声で大好きです。
 まず、一番始めにおっしゃったことは、

 歌うための人的環境を整えることを何よりも大切にしている。
ということです。

 どんな声を出しても笑われない環境。たとえ音がはずれようが、まわりがあたたかく見てくれる環境。それを大切にしているというのです。
 これは、昨年度もうかがい、うちの合唱団でも大切にしてきたことです。
実際、本当に大切なことだと感じています。まず、声を出すこと。そこから始まらないといけません。何度言っても良いというくらい根本的なことだと思います。

また、体験談や失敗談、自分の思いを子どもに伝えることをよくしているそうです。
 単に歌の指導だけでなく、それにまつわるいろんなお話をされることは、福井ソアーベ児童合唱団の坪口先生と共通するところがあります。
 そんなことから先生の人間としての暖かみを感じるのでしょうね。

 丸山先生から名指しで指名され、舞台の上でよい見本として歌いました。ドキドキしましたが、とってもうれしかったです。

この日は、低中高学年の発達段階に応じて、どんな指導をしていったらいいのか、実技をまじえて教えていただきました。

全部は書ききれないので、今の僕のアンテナに引っ掛かったことだけを書いてみます。

まず、低学年。

高音を出す方法として、高い声での言葉のキャッチボールをすると良いそうです。たとえば、
マルマルさーん。ハーイ
って高音でやりとりするのです。
これ、4年生ぐらいでもとっても喜びます。
低学年は音域が狭いので、こういうことをお遊びでやったり、高い音域の部分を歌わせるといいそうです。特に「歌えバンバン」がおすすめだそうです。

中学年
友達と心を合わせて歌う体験を大切にしたらいいということでした。
友達とペアで歌い合う。感想を言い合う。そんな体験

時間がないので、続きはこんど更新します。

箱根合唱セミナー、超刺激的です。


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

箱根合唱セミナー2011!一日目・講座編① [合唱]

 いよいよ箱根合唱セミナーが始まりました。

最初は、横田純子先生講座です。
 「生徒を引き付ける発声指導とグッズ」という演題でしたが、これがほ~~んとうにおもしろかったです。

 昨年度は、二つの講座が同時進行で行われたため、横田先生の講座は音声だけ録音しました。しかし、いろんなグッズが見れず、とても残念な思いをしました。今年はいろんなグッズを見ることができ、大変満足しました。

 本当にいろんな工夫をされている先生で、とても感動しました。

 口で言うだけではなく、リアルにイメージしてもらうことを大切にしておられました。そのために、なんと、骸骨・横隔膜・肋骨の模型など、いろんなグッズを用意されていました。

DSC_0050.jpg

 これは、鼻と口がつながっているということを示すためのグッズです。子供達これをみたら、キャーと言いながらも、楽しく納得することでしょう。

 下のような実験装置も持ってこられていました。これをみることで、おなかで吸う事が納得できます。

 心をもので表すという言葉がありますが、横田先生はまさにそんな方でした。

 また、いろんな情報を合唱に応用されていました。

 合唱指導では、子供の心にすっと入っていくような言葉かけが大切です。そんなキラッとするような言葉がある番組を紹介していただきました。「スーパーオペラレッスン」というテレビ番組です。指導によって子どもたちの歌声がどんどん変わっていき、とても感動的なドラマだそうです。そのドラマの中にステキな言葉あり、合唱指導をする上でも、参考になるそうです。本も出ているそうです。

スーパーオペラレッスン  バーバラ・ボニーに学ぶ歌の心 (NHKシリーズ)

スーパーオペラレッスン バーバラ・ボニーに学ぶ歌の心 (NHKシリーズ)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2010/12/25
  • メディア: ムック

 

 また、みんながいい声を出すようになったコマーシャルの紹介。

 これは、子供達真似したがりますよね。そんなことを音楽の授業に応用。様々なものを授業に結び付けています。

 

 音楽の授業のやり方でも参考になることがたくさんありました。

 3年生とのつながりを持つために、初対面で頭をさげたそうです。すると、2回目ぐらいで、男子が「合唱部に入っていい?」という動きを見せたそうです。
 謙虚に、しかも楽しく。対人間として接する。横田先生のキャラだと思いました。
 ちなみに先生は授業で「合唱団に入って!」と言ったことはないそうです。でも、今年「コンクールに出てもいいよ。」という男子が数人がやって来たそうです。

 パート指導のやり方がおもしろかったです。

 まず教師がそれぞれのパートを歌います。このとき、パート練習の必要がないくらい何度も繰り返し歌います。そういう時間をあえて持ちます。
そうすると、子どもたち歌いたくてうずうずします。

 そこでパート練習にわかれます。

 事前にアルト・メゾ・ソプラノ、それぞれのcdを作っておくそうです。

 パート練習の場所は3箇所用意します。そこには、キーボード・cdデッキを1セットずつ用意してあります。

ポイントは、長い時間パート練習はしないということです。長くて3分ぐらい。
先生は真ん中に立ち、ことあるごとに止めるそうです。
そこで指導をいれます。
例えば返事の仕方など・指導したい・注意したい!と思うとき止めて指導します。

 つまり、パート練習のやり方を指導しているというのです。なぜなら、パートリーダーもどうしていいのかわからないからです。このようなパート練習法で子どもたちを育てていくそうです。

 このパート練習法は、子供達の動きの練習。共同作業として位置付けているようです。

音とりが終わってから以後の授業は油断できません。

少し歌わせてはお題を出すそうです。お題にはこんなものがあります。

今嫌だったことなかった?
伸ばしすぎたところ、短かったところはなかった?
時には「なんだか気持ち悪かったね?」

等と問いかけるそうです。 

 これらのお題は、楽譜を分析し、こんな風に歌って欲しいという部分で問いかけられるよう、あらかじめ決めておくそうです。

その答えをとなり同士で相談し。なんと5秒で考えるという展開です。

 子どもたち油断ができないでしょう?でも、どんどん参加してくるそうです。

 この方法は、ともすれば、一部の子供達しか活躍しない受身がちな子供達の活動を参加型にできないかという思いで始められたそうです。また、子供達が自分で考えられるようにし、動ける子供達にしたいという思いもあったそうです。

 まず合唱団の方から始めてみて、それをだんだん授業にでもやるようになったということでした。

 合唱指導って、教師が指導し、子供達が受身的な形態になりがちです。この方法は、とても魅力を感じました。

 とてもエネルギッシュで楽しい講演でした。ぜひ一度、実際のご指導の様子を見てみたいと思いました。

 横田先生、ありがとうございました。


nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog