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夏休み最後の日 [合唱]

 今日は、夏休み最後の日、学校へ行って一日中、仕事をしました。けっこうやったつもりですが、まだまだやり足りない。今はそんな時期かもしれません。

  さて、明日の始業式の中で、NHK全国学校音楽コンクール銀賞の表彰式があります。そこで、「一言コメントを入れて欲しい」と司会の先生から言われました。言いたいことは山ほどありますが、そういうわけにはいきません。そこで、以下のようにまとめてみました。 

 先日テレビで、放送されましたが、出たのはたった4分ぐらいでした。しかし、コンクールまで、合唱団のみんなは、「一生懸命できる子。仲良くできる子。心を一つに」この3つを合言葉にして、毎日練習しました。

  練習と共に、歌声はどんどんすばらしくなっていきました。そして、大会2日前の最後の歌声で、先生は、涙が止まらなくなりました。それくらい気持ちの入った歌声だったし、みんなの心が成長したなあと感じたからです。

  今回、1位をつけた審査員もいました。会場では涙を流しておられた方もいたと聞きます。気持ちを込めた歌という点では、金賞だったと思います。

  合唱団の歌声と心は、まだまだ成長すると思います。がんばった合唱団のみなさんにもう一度大きな拍手をお願いします。
 
 ただただ感謝です。子供達に、そしてたくさんの人たちに。

 熱き夏の思い出です。


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脂肪を落としたい方におすすめのおやつ [幸せに生きる]

 今年の夏は、痩せました。夏ばてで痩せたのではなく、けっこう健康的な痩せ方です。自分でも、体がしまった感じがします。体脂肪5パーセント台というのは、初めてのことです。久々に腹筋が割れました。(今は少し増えました)

 痩せた原因の一つは合唱指導です。この指導で、体幹部の筋肉がつき、代謝量があがりました。

  もう一つ原因があります。それは、食べ物。お腹がすくと意識して食べていたものがあります。高タンパクで低脂肪な食品。なんだと思いますか?

 それはちくわ。何かあると、おやつ代わりに食べていました。けっこう好きなんです。あの味。
 筋トレとあわせて食べると効果的とも言われています。

  脂肪を落としたい方、おやつにちくわ、おすすめです。


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NHK全国学校音楽コンクール県大会の特集番組 [合唱]

 今日、NHK全国学校音楽コンクール県大会の特集番組がありました。あの日のことがよみがえりました。約1時間半の番組中、わずかな時間しか出ていなかったけど、見ていると、熱いものがこみ上げてきました。涙が出そうになりました。

  いろんなドラマがありました。あのわずかな時間のためにどれだけ熱き日々を過ごしたか。泣いたり笑ったり。熱い夏の日の思い出。忘れられないでしょう。
 そして、今日出ていたすべての学校に、そんなドラマがあるんでしょうね。

  今日の特集番組は録画しました。その番組もメニューに入れて、「コンクール出場記念DVD」の内容は完成します。パッケージの方は、番組を見ながら、ちまちまと作業し、すでに完成しています。

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  あとはDVDの焼付け。
 あの熱き思い出を形にして、合唱団の子供達にプレゼントしたいです。


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人を育てる [名言]

松下幸之助はこう言ったそうです。

「君な、知識や技術や資格は全部、人生の道具であって、どんな立派な道具をそろえても、それを使う本人が人間として立派にならん限りは絶対にいい仕事はできない。松下電器は電気製品とともに人間をつくる会社や」

 一流の指導者は違います。どんな分野でも、やはり人間を育てる。人の心を育てる。そこを大切にしています。。
 そのことで、同じ事柄をやっていても、意味が違ってきます。

 前に、レンガ職人のお話を紹介しましたが、お金のためにただレンガを積む職人と、その家に住む人の幸せを考えながらレンガを積む人では、幸福感や人間的な成長度が違ってくるような気がします。

 僕たち教師は、ただ知識や技術をおしえるのではなく、これが人間の心を成長させることにつながっていくんだ、という意識を持つことで、自分のやっている日々の仕事が大きな意味をもち、広がりが出てくるような気がします。

 単なる知識や技術の伝達人でなく、人を育てることを大切にしたい。そう思います。
 志を高く持っていたいです。


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合唱団に入って [合唱]

 合唱団の子のいる担任の先生から、こんなことを言われました。

「夏休みの作文で、合唱団の経験をもとに、こんなすてきな作文を書いた子がいるんですよ。」

  早速見せてもらいました。グッときました。とてもすてきな内容ですので、紹介します。

合唱団に入って

 僕は、歌はあまり好きではありませんでした。でも、僕はこの機会をきっかけに、きらいだった音楽の授業を好きになりたいと思いました。音楽の楽は「楽しい」と書くので、楽しい音楽にしようと思いました。

  大会では銀賞でした。その日の目標は「金賞をとる」ということではありませんでした。何かというと、「あわてず笑顔で楽しもう」でした。
 僕たちは、2ヶ月の合唱団。にわか合唱団なのに、銀賞をとれたのは、みんなが協力しから、ここまで来れたんだと思います。

  つらいことや苦労したこともいっぱいありました。もう放り投げたい時もありました。でも、そこには楽しいことやうれしいこともありました。でも、それだけではやっていけませんでした。

  その時、近くにいてやさしくしてくれったのは、友だちでした。普通に話す。普通にしゃべる。普通に遊ぶ。その普通が僕に優しさをくれました。

  大会が終わり、銀賞をとった後にいろんなことを思い出しました。ほっぺにたこやきをつくる練習。口指三本の練習。きたなかった「イ」「エ」の練習。タイミングあわせの練習。マシュマロを使った練習。全国1位になった大岡山小学校の歌とあわせてタイミングを合わせる練習。自分達の歌の直しをしたり、「ハローハロー」や「ゆかいに歩けば」など、ほかにもいっぱいいろんな練習をしました。

  ぼくは生きていく中で、合唱団に入って、とっても大切なことが学べた気がするので、合唱団に入って、とっても良かったと思いました。大会の時、うちの合唱団を1位にしてくれた審査員もいたので、僕たちは1位の学校にも負けてはいないと思いました。
 ○○小学校に負けたので、○○小学校の人に、全国までいってほしいと思いました。

  来年は、金賞をとりたいです。来年も気持ちで勝負して、気持ちで○○小学校に勝ちたいです。それまでに気持ちで、曲にたましいを入れたいです。テクニックで勝つより、気持ちで勝ちたいです。

  「ぼくは生きていく中で、合唱団に入って、とっても大切なことが学べた気がする」という部分。とてもうれしい言葉でした。そして、最後の言葉「テクニックで勝つより、気持ちで勝ちたいです」すごい!!これが僕たちの求めていること。それをずばりと書いてくれました。

 本当にうれしい作文でした。


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メルヘンの町、小矢部 [その他]

 今日は、人間ドッグで小矢部市の「北陸中央病院」に行きました。無事異常もなく、健康状態であることがわかりました。(ヤッター)

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 さて、その病院の真向かいにすてきな建物があります。

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 前々から気になっていたので、近くへ行ってみると、公立の中学校の建物でした。本体の塔歴は東大安田講堂、正面は東大教養学部、塔の先端はオックスフォード大学の学生寮クライストチャーチ寮をモデルにしているそうです。

 ちなみにこれは、何の建物だかわかりますか?

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 公民館だそうです。

 小矢部市には、こういう建物がたくさんあり、回ってみるのもおもしろそうです。

 ちなみに、それらの建物を紹介した小矢部市のサイトがありましたので、以下に載せておきます。

http://www.city.oyabe.toyama.jp/syoukou/kankou/me-melhen.htm

 こういう建物で勉強する子供達や先生、どんな気分なんだろう?


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日本文理、大井監督のグッときた言葉 [名言]

 第91回全国高校野球選手権大会の日本文理は、見事でした。新潟県勢として史上初の決勝に臨み、6点差の九回二死から1点差に迫る奇跡的な攻撃を見せました。
 負けはしましたが、感動を与える試合をしたという点では、優勝だと思います。

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 さて、この強さの秘密は何なのか、インターネットで探していました。すると、監督の大井道夫さんのすばらしいコメントをみつけましたので紹介します。

「技術で勝負すると、技術で上回るチームには勝てないと子どもたちには伝えています。高校野球は、どんな形であれ教育の場。野球を通して、仲間を作ることや親に対する感謝の気持ちを持つということを意識して指導しています」

 これ、とてもグッときました。技術で勝負しても、それを上回るチームは必ずあります。それプラスアルファの部分がとても大切だと思います。それは、仲間に対する思いやりや親に対する感謝の気持ち。気持ちの部分。

 高校野球ではありませんが、合唱団指導に当てはめてみても、この監督のコメントは、通用します。

「技術で勝負すると、技術で上回る合唱団には勝てないと子どもたちには伝えています。合唱団は、どんな形であれ教育の場。合唱を通して、仲間を作ることや親に対する感謝の気持ちを持つということを意識して指導しています」

 うん、いいなあ。一つの目標に取り組む指導者すべてに参考になる言葉だと思います。
 広島で丸山先生から聞いた「合唱のうまい子を育てるのではなく、心を育てることを大切にしている。」に通じるものがあります。僕自身もこういう意識を大切にしていきたいと再度認識しました。

 さて、最後に日本文理のすばらしいエピソードを一つ紹介して終わりにします。

 現チームは、キャプテンが中心になって話し合い、監督の知らないところで学校周辺や駅前で○○を自主的に行っていたそうです。○○ってなんだと思いますか?

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 それは、掃除

 大井監督はこんなコメントをしています。
「地域の人に、『監督さん、いつもありがとうございます』と言われ、なんのことかわからなかった。これには参りましたよ。逆に子どもたちに感謝しています」

 強さの秘密がわかったような気がします。


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広島風お好み焼き [幸せに生きる]

 広島での思い出をもう一つ書きます。おいしい思い出。それは広島風お好み焼き。中にお肉やキャベツ、焼きそば、卵などがたっぷり入っており、関西風のお好み焼きとまた違ったおいしさです。こちらの方でも、広島風お好み焼きってありますが、本場のものを食べてみたい!!お昼は、お好み焼きって決めていました。

  地元の人に近くのおいしい店を聞くと、「お好み村」を教えてくれました。なんでも、お好み焼き屋さんが軒を並べてたくさんある所だとのこと。
 行ってみると、ありました。そこはなんと、ビルでした。その中の2階から4階まで、すべてお好み焼き屋さんで占められているのです。

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 中に入ってみると、本当にどの階もたくさんのお店が軒を並べていました。どこに入ろうが迷ったのですが、たまたま入ったのが、ここ「厳島」。なんだか有名人の色紙がたくさん貼ってあり、たくさんの人が入っていたので、ふらふらと入りました。

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  食べたのは、厳島焼き(1050円)中は、焼きそばかうどんを選べるようになっていました。焼きそば入りを注文しました。
 目の前で焼いてくれました。待つこと約10分。

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 本場の味。おいしかったです。そしてボリューム満点。大満足の昼食でした。

  ちなみに「お好み村」のホームページがありましたので、下に入れておきます。けっこう有名な場所だったんですね。
http://www.okonomimura.jp/index.html


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ヒロシマの暑い午後 [その他]

 昨日広島へ行きました。音楽ドミソの会の夏期講習を受けるためです。

 しかし、僕にはもう一つの大きな目的がありました。それは、原爆ドームを見ること。ヒロシマに原爆が落とされたという事実があります。歴史の授業で知り、「はだしのゲン」という漫画で更に詳しく知りました。「ヒロシマでどんなことがあったのか、この目で確かめたい」というのが、もう一つの目的でした。

 午後、原爆ドームへと足を運びました。
 実物を初めて見ました。衝撃でした。写真などで何度もみているはずなのに、実物は、過去にあった壮絶な事実を語ってくれました。

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 建物の下には、瓦礫の山がまだ、そのままにされていたのです。もう60年以上も経つというのに、そのままの形で…体がふるえました。

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 かつては、こういう建物だったそうです。これが一瞬のうちに。

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 爆心地へ行って見ました。原爆ドームから、少し離れたところにありました。こんな碑が立っていました。この上空約580mで原爆は炸裂したのです。

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 原爆死没者慰霊碑へ行きました。暑い日でした。手を合わせて祈りました。

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 両手で折り鶴を手にしている「原爆の子の像」のところへ行きました。

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 子供達の募金活動から、この像ができたということを初めて知りました。

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 中には、こんなふうに鐘がならせるようになっていました。祈りながら鐘をならしました。

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 平和記念資料館に行きました。ここで、このヒロシマでかつてあった壮絶な事実を知りました。

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 熱でとろけたビンがありました。熱で溶けた硬貨がありました。人が座っていたあとの黒い影がいまだに残った石の階段がありました。

 そして、僕の心が一番震えたのは、焼け焦げた衣服を見たときです。それらはずたずたに破れ、焼けた跡があり、脱がすことができず、切り取った衣服もありました。そして、その横には、その衣服を着ていた子供の写真。

 さぞ熱かっただろうなあ。痛かっただろうなあ。言葉にできない壮絶な苦しみだったろうなあ。そんな痛みを感じながら、たくさんの若い命が消えていったのです。一人一人、生身の人間。もしこんなことがなければ、楽しい人生を送れたであろうに。
 焼け焦げた遺品の数々を見ているうちに、涙が出てきました。

 ヒロシマであった事実。日本人として、いや人間として絶対忘れてはいけない事実だと感じました。

 戦争は絶対にあってはならないことです。絶対に絶対にです。

 強く心が震えた暑い午後でした。


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音楽ドミソの会の講習を聞きに広島へ行きました [合唱]

 今日は、朝2時40分に起きました。広島県の「音楽ドミソの会」の夏季音楽教育講習会に行くためです。

 この講習会では、NHK全国学校音楽コンクール5年連続金賞に導いた丸山久代先生の講演があります。どんな先生なのだろう?指導力のある先生に間違いありません。しかし映像で見る限り、優しそうな表情の方です。日帰りの強行軍ですが、丸山先生のお話を聞きたい一心で、広島へ行きました。

 午前3時30分発、急行「きたぐに」に乗りました。予想以上のたくさんの人が乗っていました。朝早いので、みんな座席で横になって寝ていました。

 新大阪で乗り換え。久々の新幹線です。めったに乗らないので、楽しみにしていました。

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 驚くことがいっぱいありました。
 まず、新幹線の形が大きく変わっていました。昔ながらの新幹線もありましたが、大きく形の変わった新幹線も多数ありました。

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 また、到着の号車番号を示す札も、電光掲示板になっていて、日本語と英語が交互に出ています。

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  AEDが設置してありました。こんな所にまで安全管理が徹底されているんですね。

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 ひかり95号の形も、ニューバージョン。ドナルドダックのくちばしを彷彿します。

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 中に入って、さらにびっくり。足元にパソコン用の電源があるではありませんか。早速利用し、この文章を打っている次第です。本当に見ること見ることびっくりすることばかり。おかげで2つばかり書類を終えることができました。

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 さあ、広島駅に到着です。会場まで広島電鉄へ乗っていくことになるのですが、広島電鉄って、路面電車でした。
 広島では路面電車が頻繁な回数で出ており、市民の足の代わりになっているのです。運賃は一律150円でした。

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 会場のYMCA会館は、ちょっぴり分かりづらい場所でしたが、なんとか到着。

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 会場入口には、書籍やCDが数多く並べられています。それを見るだけでわくわくします。前列から2列目をゲット。
 
 いよいよ丸山先生の講座です。
 はっきり言って、大満足の講座でした。本当にすごいの一言。僕自身、子供になった気持ちで、目いっぱい楽しみました。

 丸山先生、映像では、穏やかな優しい先生というイメージだったのですが、実物は、それプラス、パワフルで面白い。演技派。たとえがうまい!!とにかくエンターティナーって感じ。子供のことを良く分かってらっしゃいます。丸山先生の普段の音楽の授業って、本当に楽しいだろうなあと心底思いました。

 いろいろと共感すること。伝えたいことはたくさんあるのですが、その中のいくつかを書いてみます。(おっしゃったこととニュアンスが違うところもあるかもしれません。文責はムッシュにあります)

 まず、ぐっときたのが、次の言葉。

合唱のうまい子を育てるのではなく、合唱を通して、心を育てたい。

 本当にそのとおり!!心の中で大きな拍手をしました。ぼくも常々そう思っていたからです。最初から、ときめくことをおっしゃいます。

 次に「人的環境を整えることを大切にしている」とおっしゃっていました。これは「多少音がはずれようが、思いっきり歌っても笑われない環境をつくる」ということです。
 「一生懸命歌っている友達を笑うことはどういうことか」ということを、体育のリレーを例にして、お話されました。「それは、一生懸命走っていてビリになっている子を笑うのと同じことなんだよ。」子供達は納得します。授業開きのときにしっかりとお話されているそうです。

 そうやって、思いっきり心を開放しのびのびと歌える人的環境を整えていくと、子供達は次第に、自分の体全部を使って歌うようになります。そこがスタートラインだとおっしゃってました。いいなあ。僕の好きな世界です。

 さて、そこで、どんな歌い方が素晴らしいか?ということですが、それについて、すごいと思ったのが、「子供自身に発見させる。」という点です。

 歌を歌わせてみて、よく口が開いていたり、体を使って表現しているような子を選び出します。前に出し、「この子たちのどこが素敵か、さがしてごらん」と、歌わせます。この時のポイントは前に出てきた子だけでなく、全員で歌うということ。でないと、前に出た子は、かわいそうです。
 そうやって、良い見本を子供達自身にさせ、良いところを子供達自身が気づく指導を心がけているそうです。

 逆に、悪い見本は教師自らが示す。これもすごいです。
 今日は表現のうまい子供役の先生の横で、丸山先生はわざと口をあけず、つまらなそうに斜め下を見ながら、高学年特有の「歌なんて歌ってられっかよ」って感じで歌いました。。
 そうやることにより、前に出てきた上手な子は、より評価されるし、先生の歌い方を見て「あんな歌い方は変だな」って、これまた子供達自らが気づきます。

 これって、国語や体育の授業など、いろんなことに応用がききそうです。しかし、丸山先生のその演技がまた、本当におもしろい。いやみがなく、これなら、子供達も楽しく受け入れてくれるだろうなあ。

 さて、実際に歌を歌いながら指導する場面で感じたのが、丸山先生の指導のパーツの多さです。次々といろんな指導をやられていたのですが、ここでは、下の3つのパーツについて書いてみます。

 「たとえる言葉かけ」「動作化」「逆をさせる」

「たとえる言葉かけ」
 高い音を出させる指導で、「ホイッ」と裏声で言わせました。次に「頭のガイコツのふたをあけるつもりで言ってごらん」という言葉かけで、さらに響きのある「ホイッ」に変化していきました。こんなおもしろい例えの言葉かけをいくつも持っておられるのでしょうね。

「動作化」
 「つばさをだいて」という曲に「ちいさな とりを そっと だきしめるように」という歌詞があります。ここを「小さな鳥を手のひらに乗せて歌ってごらん」と言い、実演させることで、自然と「小さな鳥」がすばらしい表現になりました。

「逆をさせる」 
 また、この歌詞を「おおきな とりを ぎゅっと だきしめるように」と、わざと逆に歌わせることで、本来の歌詞の歌い方が、さらに繊細な豊かな表現になりました。

 今日の講座の後半は、このような指導を、あらゆる歌を使って随所随所やられました。そして歌声はどんどん変わっていきました。ただ歌わせるだけでなく、丸山先生のポイントを絞った指導で、どんどんうまくなったような氣がしました。子供達もたぶんそんな気持ちで授業を受けているのでしょう。

 さらに大前提として大切にしているのは、魅力的な教材を用意することだそうです。この日、たくさんの歌を歌ったのですが、どの歌も、歌って気持ちがよく、ジーンとするような曲ばかりでした。また、その曲ごとに、ポイントを絞った指導をされていたような気がしました。

 歌って気持ちのいい魅力的な教材を選び、どんどん歌わせる。そして、随所随所でポイントを絞った指導をする。その繰り返しで子供達は、自然と合唱の基本が身につき、歌がうまくなったという達成感を持つんだろうなあ。すごいです。

 その他に参考になった点がいくつもあります。箇条書きで書いてみます。

・低学年でもたまに高い音が出ない子がいる。そんな子には、耳元で歌ってあげることで、高い声が出ることがある。そして、距離を少しずつ離していく。

・声が出ない子には、木琴のバチでおへそをおしてあげると、出ることがある。

・言葉を大切にしている。歌詞の分からないところは、繰り返し練習。特に言葉の出だしをしっかり出すように指導。

・長いフレーズを息継ぎせずに歌うような苦しい箇所は、より苦しい方法で練習させてみる。たとえば、お尻をつけ両足をあげV字で歌う。次に普通に立って歌うと楽に感じる。「どう、楽に感じるでしょ」と言い、笑顔で乗り越える。

・子供達に、「こう歌いたいなあ」と考えさせる場を大切にしている。でも、考えさせるだけでなく、教師はそれを実現させてあげる指導をする必要がある。

 まだまだたくさんあって書ききれないくらい。たくさんの引き出しをもっておられます。

 最終的に思ったのは、やはり教師の力量です。子供達の歌声を聞いて、足りない部分、指導すべきことが的確にみつけられるか。そして更にそのための必要な指導ができるか。それも子供達がやる気をだせるような、楽しく、わかりやすいユーモアのある指導!!

 そのためには、こういう講習会にどんどん参加して、いろんなパーツや方法を学んでいくことが必要だと思いました。本当に今日だけでも、いろんなことを学ぶことができました。

 さらに、自分自身のセンスも高めていく必要があると思いました。できるだけ良いものを見たり、聞いたりすること。

 合唱指導、本当に奥が深いです。しかし合唱指導の力量が高まることで、他の事も高まっていくことは十分予想されます。本当にやりがいがあります。

 最後に、ペアで「あわてんぼうのサンタクロース」を歌いながら踊って終わりになりました。その時、なんと丸山先生のご指名で壇上にあがり、先生と一緒に歌って躍らせていただきました。光栄でした!!

 やはり、音楽って楽しい!!そう楽しさが大前提なんですね。そう実感しました。

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 本当に、良い一日でした。丸山先生、いいお話をありがとうございました。また機会があれば、もっと聞きたいなあ。
 そして、それをお世話してくださった「音楽ドミソの会」の皆さん、本当にありがとうございました。

 合唱にますますはまっていきそうです。


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